相手に合わせわかりやすく伝えるコミュニケーション

桜の時期も終わり、最近の気温の高さから、確実に夏が近づいてきているのを感じます。

日頃よりふなぽーとの事業へのご理解、ご協力ありがとうございます。

 

3月に参加した学会の教育講演で、医療者に知ってほしい「やさしい日本語」~相手に合わせて分かりやすく伝える~を拝聴し、例文から「やさしい日本語」への言い換えを体験しました。

現在は、医療・介護の現場も含め、様々な分野で、特定技能等の制度を利用した多くの在住外国人がいる。ほとんどの方が、日常生活で困らない日本語力はあるとのことだが、現場ではやはりコミュニケーションには課題を感じている方も多いと聞いているし、自身の経験上でもそう思います。

 

医療現場で多く使われる声掛け、「体調はいかがですか」「名前と生年月日を教えてください」 「ご記入ください」「チクっとします」などはわかりにくいとのことでした。

単語の前につけがちな「お」や「ご」は付けず「薬」「記入」など、チクチク・ピリピリなどの擬音語は使わない、漢語ではなく和語を使うといった、いくつか分かりやすく話すコツを学んだ。生年月日→生まれた日、体調→体の具合という感じで変換するとわかりやすい。

 

また、これらの「やさしい日本語」は高齢者や小児、障害のある方に有用性があるということでした。

ふなぽーとへの相談は、電話も多く、特に高齢者は語呂の判別もしにくいことがあるので、「相手の特性に合わせた言葉選び」を心がけたいと思います。

 

*ふなぽーとの相談窓口は、平日9:00~17:00となっています。

ご利用ください、 お待ちしております。

「ご」や「お」 をつける場合が多いのに気づかされますね・・・

 

文責:Y