平成29年度第4回船橋在宅医ネット研修会

     

 

平成30年3月30日(金)に第4回船橋在宅医ネット研修会が船橋市保健福祉センター大会議室で開催されました。年度末の忙しい時期にも関わらず、参加者は約90名で医師をはじめ、看護師や薬剤師等多職種の方々が参加していただきました。公益財団法人がん研究会有明病院がん疼痛治療科部長の服部政治医師より【がん疼痛治療の最前線】と題して講義をしていただきました。講義内容は所感になりますが、在宅からの視点を入れていただいたことに加えて、動画を中心に使用されており、非常にわかりやすい内容でした。そして何よりも服部先生のユーモアたっぷりの講義は聴講者を引き込む素敵な魅力を感じました。そして、様々なポイントはありますが、やはり相談援助に携わるソーシャルワーカーとしては「家に帰すことが目的ではなく、家に帰れる状態にすることが目的」という言葉が、すごく温かみがあり、心に沁みました。きっと服部先生に診ていただく患者様は服部先生との時間を楽しみつつ、服部先生の存在を心強く感じて安心されているのだろうと思いました。講義後の質疑応答等含めて参加者と講師との活発な意見交換も行われ、非常に有意義な時間となったのではないかと感じております。

今後も定期的に開催予定で、次回は平成30年5月22日(火)の予定です。三師会員、船橋在宅医ネット登録医療機関、市内の訪問看護ステーション、保健所の皆さまへ近日中にご案内いたします。また、前年度からの取り組みで年4回開催しましたが、引き続き今年度も年4回開催していく予定です。ふなぽーとのホームページでも掲載予定ですので、開催案内をご覧になった方々はぜひ参加してみてください。

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