短くて記録的な暑さだった夏が終わり、秋らしい毎日となりました
先日、オンラインで研修を受講し、その中で「エンディングノート」「事前指示書」などについて改めて感じたことがありましたので少し書き留めておこうと思います
近年、「エンディングノート」という自分の希望などを記載する冊子等も普及してきており、船橋市でも今年度「大切な人に伝えるノート」が出来ました
ふなぽーとにも「大切な人に伝えるノート」の配布希望で来訪される方もおり、関心の高さを感じています、一方で「話はしても書くのは気が引ける」「これで決まる感じがして嫌」「家族が決めればよいと思う」という声もあります
病気や歳を重ねていく中で自身の将来を考えたときに、希望や価値観を普段の会話で家族等に話していても、なかなか書き留めておこうと思う方は少ないのかもしれません。
事前指示書に関して、法制化されている一部の国は作成に力を入れていても、日本では、一度記載したら変えられないのかという気持ちがあり記載することに消極的な方が多く、作成している方はわずか5%とのことでした
診療報酬の改定などもあり、書類の作成に目が行きがちですが、大切なのは、ケアに携わる人が、日頃の会話から希望や価値観をくみとったり、また、本人が向き合ったり、新たに気づいたりすることだったりで、書類のために話し合ったりすることではないはず・・
「大切な人に伝えるノート」も無理せず、個人で自由に利用していただきたいと思います
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日々一人ひとり出来ることをしている毎日だと思いますが、季節の変わり目でもあり、体調など崩さないようにしていきましょう
また、お問い合わせもお待ちしております
文責:Y