ふなぽーとについて

船橋市保健福祉センター内に設置している「船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーと」では、
看護師、社会福祉士等の資格を有するケアマネジャーといった専門職を配置し、在宅療養を希望する人への在宅医療・介護に関する相談、必要となる医療機関や介護サービス事業所等の紹介、在宅医療・介護関係者等への支援などを行っています。

1. 在宅医療や介護に関する相談窓口

「通院が難しい」「自宅で治療を受けたい」「退院後のかかりつけ医がいない」など在宅療養を希望しているけれどその準備の仕方や心構え等の相談をお受けし、場合によっては担当の先生をお探ししたり、必要なサービスや担当者への橋渡しをしています。

2. 在宅療養への関心・興味のきっかけづくり

市民公開講座やまちづくり出前講座などを通じてご自身やご家族が「病気になっても」「最期を迎えた時」に「住み慣れた我が家」「長年過ごした土地」で暮らし続けることについて考えていただくきっかけづくりや、不安の解消をお手伝いいたします。

【講話の様子】

船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーとのリーフレットはこちら

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講話案内1  講話案内2

講話案内3

第1回船橋市在宅医療支援拠点市民公開講座開催

「在宅医療とは実際にどのようなものなのか」「老後や最期を自宅で迎えるための備え」など、”住み慣れた地域で安心して暮らすこと”を考えていただくための講座を年1回開催します。

第2回は2018年2月に開催予定です。詳細が決まり次第お知らせいたします。

第1回市民公開講座「地域のみんなで考える在宅療養」 2017年2月25日(土)開催 さくさべ坂通り診療所の大岩孝司医師に「がんになっても最後まで家にいるために必要なこと」をテーマに、ご講演をいただきました。
ふなぽーとからも、開設から現在までの取り組みについてご紹介させていただきました。

第2回船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーと市民公開講座開催

第2回市民公開講座「地域のみんなで考える在宅療養」 2018年2月24日(土)開催 東京大学大学院医学系研究科医療安全管理学講座特任助教の水木麻衣子氏に「大事なことを相談できる人はいますか」をテーマに、ご講演をいただきました。
ふなぽーとからも、開設から現在までの取り組みについてご紹介させていただきました。また、歌手の横洲かおる氏とピアニストの高知尾純氏による素敵なミニ音楽会で会場の皆さんを魅了していました。

第3回船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーと市民公開講座開催

3回市民公開講座「地域のみんなで考える在宅療養」 2019216日(土)開催 上野千鶴子氏【社会学者・東京大学名誉教授・認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長】に「 在宅ひとり死(©Chizuko Ueno)を阻む10の壁」をテーマに、ご講演をいただきました。ふなぽーとからも、開設から現在までの取り組みについてご紹介させていただきました。また、チェリストで作編曲家・プロデューサーの柏木広樹氏とピアニストで作編曲家の榊原大氏による素敵なミニ音楽会で会場の皆さんを魅了していました。

当日の様子は以下のページでもご覧いただけます。

http://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/iryou/001/03/p039601.html

第4回船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーと市民公開講座開催

宮本公民館において、4年ぶりに市民公開講座が開催されました。
誰にでも起こりえる身近な内容で、「自身だったらどう考えるのか」ということを考えてみましょうと、認知症状があり、最近は、寝ていることも多くなり、思うように食事がとれなくなってきた事例を元にシンポジウムを企画しました。

テーマは、「本人の意思があいまいな中どのように決めていくのが望ましいのか」です。
今回は、コロナ前に撮った動画を上映した後、担当者会をイメージした専門職のシンポジストの方々による話し合いを行いました。このシンポジウムでは、結果だけに注目するのではなく、主人公の人物像を振り返りながら、本人だったら、また、主人公をずっと見てきた家族だったらどう考えるのかなど話し合いの過程を大切にしてほしいという思いで話し合っています。

アンケートや質問では、「その後、主人公はどうなった?」「今後を考えるきっかけになった」「答えがないのがよかった、話し合いが大事」「もう少し突っ込んだ議論を期待したい」など様々なご意見や感想、そして多くのご質問をいただきました。ありがとうございます。
今後も、市民の皆様に興味を持っていただけるテーマを題材に、市民公開講座を開催していきたいと考えています。

ご参加いただきました皆様、そしてご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
来年度も、開催予定です。よろしくお願いいたします。

第5回市民公開講座開催いたしました

二和公民館において、今年も市民公開講座を開催することができました。

昨年同様、「本人の意思があいまいなかどのように決めていくのが望ましいのか」をテーマに、動画の視聴とシンポジウムを行いました。「誰もが起こりうる認知症になった時、もし自分の立場だったら、家族だったら、どう考えるのか」を消化器外科と訪問診療の先生方、医療・介護の専門職の皆様と一緒に考えました。今回は認知症のご家族にも参加していただき、介護されていた時に感じたことや、判断に迷ったときのことなどお話ししていただきました。

アンケートでは、「家族で話し合ってみる」、「話が分かりやすかった」、「専門職、患者・家族の双方の意見や体験談が聞けて学校では学べないことを知ることができた」などがありました。また、「胃ろうについての話が中心で不満、もっと在宅医療について聞きたかった」というご意見もありました。

皆様からのアンケートを参考にしながら、皆様に興味を持っていただけるテーマを考えていきます。アンケートへのご協力、ありがとうございました。

最期になりましたが、市民公開講座にご参加いただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

来年度も市民公開講座の開催を予定しております。よろしくお願いいたします。

3. 在宅療養に携わる医療・介護専門職の連携調整支援

ご担当の利用者・患者様のサポートやケアチームのコーディネートに役立つような情報提供や提案をさせていただきます。
また「船橋在宅医ネット」等を通して、地域の在宅療養に携わる医療・介護専門職間の顔合わせや、知識向上等に役立つ会合等を開催します。

医療・介護専門職向けのちらしはこちら

事業所概要

名称船橋市在宅医療支援拠点ふなぽーと
(事業受託者:一般社団法人船橋市医師会)
住所船橋市北本町1-16-55 保健福祉センター1階
電話047-409-1736
FAX047-409-1912
メールアドレスinfo@funaport.com
運営時間午前9時から午後5時まで
休業日土曜日、日曜日、祝休日、12月29日から1月3日